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コーザン自然百科

新着情報

 20170630

毎日暑いです。北海道では25℃超えは応えます。なのに30℃です。川に入ると気持ちのいい季節ではありますが、やはり夏なのです。こんな季節は扇風機などで涼みますが、植物はそうはいきません、暑くても寒くてもそこで生きていくしかないのです。そんな気温の変化に耐えられるように様々な発明はしているようですが、植物はスゴイ!の一言です。
  20170630

前回に続き、小型の野生ランがこの日の顔です。薄陰の中で数本のクモキリソウが前回、唇弁は地味で目立たない色ですが、立派な野生ランです。こんなのと出会うと最高の気分です。なんといってもここらでは少ない種で、めったには会えません。
 20170617

今日は北海道フラワーソン、5年に1回開催されます。その中で写真を撮りながら開花調査をしました。鉱山地区を調査地として皆さんで行いました。確認した種数はかなりになると思います。データー整理中で正確な数はわかりません。今回はその一部の写真を載せます。
 20170609

エゾハルゼミがやかましく鳴いている頃には、ブユやダニなども多く発生し、大いに嫌われます。でも、風は心地よく川の流れ音にも癒されます。青い空に真っ白い花がとても映えます。本当に気持ちの良い新緑の季節です。
  20170607

同定の難しい種が多いです。とても細かいところで判定しますが、よくわからないところがあります。どっちでもいいと思うものまありますが、当人にとってはそうじゃないのでしょう。彼らは長い時間をかけて進化しているわけです。人間が勝手に分類したこととは無関係に進化を続けているのです。動くことのできない彼らはこの地で生きて、子孫を絶やさぬように自らが細胞を変化させているのだろう。まったくすごい!
 20170602

樹木の花が目立ってきました。エゾニワトコなど低木、灌木につく花は目線で見ることが多く、開花状態がよくわかるのですが、高木ははるか見上げなければ見られないことが多い、いつの間にか咲いて、いつの間にか実をつけている。そんなことを毎年繰り返していますが、今年もやはりそんな季節となりました。野生の小型のラン類もぼちぼちと林床を彩っています。上に下にと忙しいですが、それもまた楽しい。
 20170525

鮮やかな黄色やオレンジ色が目につきます。一方、とても小さな花たち、草陰で咲いている花たち、様々な環境で精いっぱい季節を生きているような気がする。
 20170521

新緑の中に抜けるようなピンクがとてもいいです。ここらでは数が少なく見かけることは珍しいと思います。アカハラやイカルの美しいさえずりと相まって春はいいです。小さな花たちも群落をつくって虫たちを誘っているようです。
  20170518

チョウも飛んでます、越年生のチョウは早春から見かけていましたが、キアゲハやシロチョウは最近見かけることになりました。今日はキアゲハを撮影、野鳥たちも頻繁です。撮影しやすモノ、撮影しづらいモノ、いろいろですが、センダイムシクイは撮影しづらい野鳥の一つです。スタッフみんなで映すことができました。
  20170517

鉱山の里は久しぶりの好天、大型の野鳥も飛翔して華やかになってきた。樹木の花も目立ってきました。なんとトンボも飛んでいました。いつの間にか季節は進行しています。今はまだ新緑で、枝と枝の間に隙間がありますが、だんだん葉が茂って野鳥との出会いも少なくなってきます。野鳥との出会いも今月がラストチャンスかも・・。
  20170512

フキノトウの雌花が結構高くなっています。種をまく準備です。少しでも高いほうが散布には有利なのです。その代わり雄花はいつの間にかしおれ、だんだん見えなくなっています。鉱山地区の花たちの色あいもぼちぼちです。それにシダ類は前からアップしていますが、フィルドヘッドから葉の展開へと、この先も花たちと競って成長をしていきます。
  20170511

ここらの春らしく何か肌寒い、この気候が北海道の春なんですね。でも植物は着実に成長しているようです。目を凝らして普段より少し近づいてみました。 違った光景が見えます。
  20170509

まだ早春と思っていたが、この時季いっぱいの花たちがうごめき、存在感を出しています。一面に広がるピンク色はエゾオオサクラソウ、清楚な純白はサンカヨウ、やぶの中では黄色の小さな花が見つかります、オオバキスミレです。見上げるとカエデ類が開花しています。まだつぼみですが、トチノキのつぼみがいっぱい塊を持ち上げています。オオカメノキはすでに開花し、とても目立ちます。川原ではここらではそう多くない在来種のヤマガラシが咲き始めています。
  20170503

いろいろな春が見えてきました。今日の撮影は川又温泉までの経路で春探しをしましたが、期待したほど花は出迎えてくれず、その代わり多くのシダたちがフィドルヘッドで迎えてくれました。これからだんだんに大きな葉を展開していきます。
  20170502

陽光がまんべんなく注ぐ春の恵みはいたるところ、至るものに公平である。野鳥たちは飛び交い、美しいさえずりを披露している。花たちは小さな花を開き虫たちと会話する。いつも見ている光景であるが、いつでも新鮮である。でも、感動の春はまだ続くだろう。
  20170426

地面ではエゾエンゴサクやキクザキイチゲなどが咲き誇っていますが、少し上のほうを注目するとエゾヤマザクラのつぼみも膨らみ、純白のキタコブシもやっと開花です。そして、樹木には多くの野鳥たちが群れています。ウグイスのさえずりが頻繁に聞かれるようにもなりました。まだ春の入り口ですが多くの生き物たちの活発な姿が見られるようになります。
  20170421

春の色がぼちぼち見えてきました。フクジュソウ、ナニワズから始まり、エゾエンゴサク、キクザキイチゲ、エンレイソウなどが次々と開花、そして今日のフイリミヤマスミレが咲いていました。多くの山菜はまさにいっぱいですが、早くもタケノコまで見えていました。
 20170415

今日のアップはふぉれすと鉱山スタッフが春探しの時に出会った花たちや野鳥、チョウを撮影したものです。4月に入っても雪が降ったりしてなかなか暖かくならずに、林道あたりはどうなっているのだろうと調査兼フィールドワークに出かけました。調査地ではエゾエンゴサクがほぼ80%が開花し、掲載以外でもチシマネコノメソウ、ナニワズなどが開花していました。ルイヨウボタン、ダイコンソウ、ヒメイチゴなどなどが芽を出していました。春はこれからこれから、大いに季節を楽しんでいきたいと思います。スタッフの力作アップは今後も続けていきたいと思います。
 20170404

やっと雪が解け、春らしい日が続いていますが、陽光がいっぱいのところではフクジュソウも首を長くして間もなく最盛期は終了となりそうです。土が温まるとあちらこちらで顔を出してきている植物たちがいます。そんな中でコケ植物はとても活発です。すでにサクを上げたり、新芽をのばしてきています。
20170307

林道にはまだまだ雪がいっぱいあるが、陽だまりや小さな水の流れにはフキノトウが顔を出している。鉱山地区は里に比べて降雪が多くて春が来るのは少し遅い。でも、3月ともなるとフキノトウはもちろん、フクジュソウも間もなく咲くだろうし、ヤナギなどは綿毛を膨らませてくる。今日の午前中は柔らかい陽射しがあり、暖かかった。コケも多くみられ、冬芽もそろそろ動き出してきている。冬は冬で楽しいが、この時期になるとあのぽかぽかとした春が待ち遠しくなるのは何十年も同じだ。