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コーザン自然百科

新着情報

 
2013年9月18日
朝夕の気温はかなり低くなり、秋の入口です。たくさんの未熟な実を見つけることが出来ます。チョウ達の羽は相当傷んできています。
ミヤマニガウリ、オニグルミ、クサギ、シナノキほか
 
2013年9月5日
秋になりました。と言うくらいはっきりと気温が違う。先月まではあれだけ暑い日が続いたのに、今はもう涼しいが吹いています。リンドウやキリンソウは秋を感じさせる花たちです。
アケボノソウ、エゾリンドウ、アキノキリンソウ、タニソバ、ネバリノギクほか
 
2013年8月27日
例年より遅い開花、ミヤマウズラはやや薄暗い落葉樹の中で棲息している。あまり大きな草丈のモノがなく、ふかふかの腐葉土にその姿を見つけることが出来る。
ミヤマウズラ、ツルリンドウ、ミヤマアカネ、オニヤンマ、アオカナブン、ヒカゲチョウsp、ルリタテハ
2013年8月24日
川辺に一株、涼しさを感じる。流れのやや日陰に咲いているこの花はダイモンジソウで、花形が大という字に似ているかららしい。これから先、晩夏から秋に向けて活発な季節になる。緑の季節も終わりに向かうが、それはそれで楽しみでもある。
ダイモンジソウ、ヤナギタンポポ、オニクワガタ、ミヤマクワガタの一種、カワガラス
 
2013年8月23日
暑くても着実に秋に近づいている。カレンダーは処暑である。そう言えばと、空を見ると秋空っぽいなー。オオハンゴンソウはただいま満開で、チョウ類が飛び交っている。ヒョウモンチョウの仲間はなかなか見分けが難しい。
ホツツジ、オニユリ、ムカゴイラクサ、ヒメジソ、クルマバナ、オオイタドリ♀♂、ヤブマメ、ヤブジラミ、ハリブキの実、サラシナショウマ、タチギボウシ、アカタテハ、ミドリヒョウモン、エルタテハ、メスグロヒョウモン、ツユムシ、ハチsp
 
2013年8月14日
お盆となり、例年ならもう少し涼しくなってもいい頃なのに・・と思うが、今年は暑さが続きそうな気がする。今日も暑くて暑くてたまらんという感じです。
アキカラマツ、ツリガネニンジン、キンミズヒキ、ミヤマヤブタバコ、ヒメアカバナほか
 
2013年8月12日
暑い暑い日が続き、参ってしまう最近です。同じ条件下で棲息する他の生き物はしっかりと対応しているように見えますが、実際はどうなんでしょうか?いずれにしてもすべて「自然」です。
ヤブハギ、アカバナ、ノブキ、カワラハハコ、ノリウツギ、コウゾリナ、ツリフネソウ、アカソ、ウド、アマチャヅル、ナワシロイチゴの実、コムラサキ、サカハチチョウ、エゾスズラン 
 
2013年8月4日
雨が上がると夏の空気を感じるとともに、秋の雰囲気も出てくる。生き物たちにとって一番生産性を上げていく季節でもある。サンショの実はたわわです、エゾニワトコは真っ赤かになっている。春先とは違った楽しみと驚きがあるはず。
ネジバナ、オトコエシ、クサレダマなど 
 
2013年7月24日
すっかり濃緑ですが、ここへきて気温が上がらない。あまり暑くなくてちょうど良いが、夏の感じがしない。沢スジではフキユキノシタやエゾノクロクモソウが咲いている。また、クルマユリもあのオレンジ色が鮮やかである。エゾアジサイは最高の色を出している。
オオヤマサギソウ、クルマユリ、ヒメタケシマラン、イワガラミ、シジミチョウsp
 
2013年7月19日
エゾオオウバユリが背の高い草たちの上から顔を出し大きな花弁が目立って満開状態です。オカトラノオもやっと開花、大きな花ばかりではなく、よーく目をこらしてみなければ見えないくらい小さな花もあります。
オカトラノオ、サワアザミ、ミツバ、ダイコンソウ、オオチドメ、チチコグサモドキほか
 
2013年7月16日
鮮やかな花色を見せるエゾアジサイやハンゴンソウ、白い色が際だつセリ科の仲間達、かと思えば草陰で葉をすべて落とし、真っ赤な実が大いに目立つナニワズ、でもひっそりと水辺で咲く花もある。いつも思うことは種様々、不思議ではある。
タマミクリ、ヘラオモダカ、エゾアジサイ、ハンゴウソウ、ナニワズ、コサナエ、オゼイトトンボほか
2013年7月15日
早くもアカネトンボ類が飛び始めました。すでにイトトンボやシオカラトンボなどが水辺に産卵していますが、ヤンマ類もちらほらと見かける。やがてアカネトンボの類が無数に空を飛び交うと思うと、「秋かー」となるが、少し気が早いかな。
オオウメガサソウ、マツヨイグサ、ヒルガオ、ミヤマアカネ、コキマダラセセリ、コトラガ、ミヤマアカネ♀、コムラサキ、他
2013年7月10日
棲息する場所を選ぶことの出来ない植物は日向だったり、日陰だったりうまく根付いているが、生き続けるためにわれわれの知らないところでいろいろと作戦を練っているのだろうと思う。
タニタデ、トチバニンジン、ヒメアカバナ、ミツバ、ハナヒリノキ、オニタビラコ、ウマノミツバ、ヤブニンジンの実
2013年7月10日
外来種定義はなかなかむづかしいが、明治時代が一つの基準になっているようですが、緑の中で咲いている姿に差はないように思う。結構インパクトはあるのだが・・
エゾノサワアザミ、ハシドイ、オトギリソウ、クサフジ、ミヤコグサ、ビロードモウズイカ 
 
2013年7月7日
30℃オーバーかと言うくらい暑くて、花たちもややぐったりに見えます。とても強い陽射しでした。白い花や黄色い花はその陽射しをはね返しています。なかなかうまくできています。これからの時季は寒さとは違った過酷なシーズンとなります。背の高いモノ、とても小さなモノ、日陰で、日向で、それぞれがそこでしか生きていけない。植物は強い!と思います。
イヌトウバナ、キツリフネ、コクワ、イケマ、オニシモツケ、エビガライチゴ、ムラサキツメクサ、ノイバラ
2013年7月4日
小さな花たちの営みには感心することばかり、基本的な仕掛けは大きくても小さくても変わらないのだろうが、不思議。どんなに小さくても、いくら目立たなくてもしっかりと子孫を残し、次につないでいる。
ヒメスイバ、クサイ、ツメクサ、エゾノギシギシほか  
2013年7月1日
この季節は春先と違い、緑濃くなり、小さな花はなかなか見つけにくい。草丈もたっぷり伸びてすっかり夏の様相となってきました。これからまだまだいっぱい咲きますが、ワクワク感が少し下がってきたなぁー。
エゾタツナミソウ、キツネノボタン、トリアシショウマ、エゾフスマ、シロバナハナニガナ 
2013年6月28日
薄暗い森の中ではあまり背の高い草が生えていないし、地味なこの色が逆に目立つ。小型の野生欄はひっそりと咲いている。土壌の含有成分に左右されながら棲息する植物は意外と多い。どんな環境でも生き続ける植物もいっぱいあるが・・。
クモキリソウ、ウツボグサ、コイチヤクソウ、ウメガサソウ、ヒカゲノカズラ
2013年6月26日
森の味覚の代表格はヤマブドウです。今が咲き始めで、これから結実するか否か?センター周辺には外来種が目立ちますがなかなか魅力的な花たちも多くあります。
ヤマブドウ、イヌガラシ、キレハイヌガラシ、ヘラオオバコほか
2013年6月24日
環境が違うと棲息しているモノが違うのか、沢中ではここらの森ではお目にかかれない花たちがいます。スズムシソウに似ているエゾノクモキリソウはこれまで各地で見てきたが、沢とは限らないが、落葉樹林の比較的暗い冷涼なところで咲いていました。鉱山地区でも2カ所は沢中でした。
エゾノクモキリソウ、モミジカラマツ、ヤマブキショウマ、ミヤマキヌタソウ、モミジバショウマ、エゾノレイジンソウ
 
2013年6月22日
さっぱり暑くないけど花たちはどんどん咲いてきている。そして、早くも実をつけ始めているモノもいる。ノウゴウイチゴはすでに赤く実をつけているが、今やっとナワシロイチゴが開花です。すでにクマイチゴは花も終わり実をつけ始めます。
ナワシロイチゴ、クサノオウ、ギョウジャニンニク、ツタウルシ、イワミツバ
 
2013年6月19日
日々変化する森の色合いはそこに棲むモノ達の仕業である、どんどん時間が経てば花を咲かせて、実をつけて、そして種をまく。すべてオートマチック、雨が多かろうが気温が低かろうが、自然環境に対応するモノ達の生き様の素晴らしさを感じる。
ジガバチソウ、クマイチゴ、キンポウゲsp、ノウゴウイチゴの実、ヤマモミジの実ほか
 
2013年6月13日
新緑から濃緑へ、山は刻々と変化している。足元の草たちもいつの間にか大きく伸び、季節が移ろっていくのがその成長度合いから知ることが出来る。霧雨の中、木々の花も大いに目立ち、まもなく実をつけ、冬への準備と入っていく。そう言えばもう1年の半分、時間の流れが速い。
シウリザクラ、ミズキ、ミツバウツギ、ホオノキ 
 
2013年6月12日
ハルジオンが咲き始めました。春から夏へと移行しつつあるが、山はまだ新緑の季節。草むらに隠れているが派手な色合いですぐわかる。サイハイランである。昨年の葉が残り、そこから花が咲き出す。
サイハイラン、ハルジオン、ツリバナほか 
2013年6月11日
前回はギンランでしたが、今日はササバギンランとクゲヌマランが開花し始めました。スズムシソウはほんの2株ほど、しかも花つきは良くない。他の地区では見ているが、この地区では初である。
スズムシソウ、ササバギンラン、クゲヌマラン、タニウツギ、オオハナウド、コマガタケスグリほか 
2013年6月9日
最高の天候が続く鉱山地区は、木々の柔らかい緑が陽をすかしてさらに柔らかさを増す。とても気持ちが和む一瞬です。林床では日陰で清楚な白がこれまた芽を和ませます。
ギンラン、ヤマツツジほか
2013年6月8日
野草は清楚で可愛らしいと言うイメージがありますが、派手なのもあります。それはそれでいいと思います。でも、やはり目立たない花には何かしら魅力があり、いやされるかな?
ユキザサ、オオバタケシマラン、エゾノヨツバムグラ、ハクサンチドリ、ヒゴクサ、ルイヨウショウマ、ハウチワカエデ、クリンソウ
 
2013年6月7日
カヤツリグサとシダです。同定はなかなか難しいけどおもしろい。
ヤマアゼスゲ、イワイタチシダ、サトメシダ
2013年6月7日
トンボが羽化しています。たくさんの種類のトンボが縄張り争いをしています。早くも産卵もしています。まだ、大型のヤンマは見えませんが、イトトンボの仲間やシオカラトンボなどわずかなたまりを飛び回っています。
ニホンカワトンボ、シオヤトンボ、ベニシジミ他 
 
2013年6月6日
木の花も美しい、トチノキは特徴ある花を穂状にあげ、アオダモは樹幹が花の色に染まるほど開花している。シダ類も胞子嚢をつけ、子孫を残すための準備に陽光を浴びてエネルギーを蓄えているようです。
トチノキ、オドリコソウ、アオダモほか
 
2013年6月5日
もう一つのサクラが満開です。この先、シウリザクラも咲きますが、今はこのサクラが見頃です。森にはいるとエゾハルゼミが鳴き、ウグイスも一頃より減ったようですが、まださえずっています。ポッポポッポとツツドリも特徴的なさえずりを聴かせてくれます。
ミヤマザクラ、バイケイソウ、オククルマムグラ、ヒメシラスゲ
 
2013年6月4日
最近の暖かさで花たちはどんどん成長してきているのがわかる。サンカヨウはかろうじて花が残り写すことが出来ました。挙げればきりがないほど開花してきているようです。そして、シダ類も全開と言うところでしょうか。展開の遅いリョウメンシダはフィドルヘッドから半開状態でした。
リョウメンシダ、ツクバネソウ、カラスシキミなど
 
2013年6月1日
タケノコ採りの車が行き交う中、柔らかい緑は風にゆられて爽やかである。落葉樹林に入り込むと林床にはとても小さな花が咲いている。とてもいい感じの森の中です。
シシガシラ、タニギキョウ、オオヤマフスマ、オランダミミナグサ
 
2013年5月31日
今日は暑いです。少し動くと汗が流れる。でも、いろいろな出会いがあるから楽しい。みんな一年ぶりの再会になります。
コケイラン、オククルマムグラ、ムラサキケマン、マイヅルソウ、コンロンソウ、クジャクシダ、スミレSP
 
2013年5月31日
植物もどんどん芽を出し花をつけ成長してきていますが、昆虫類も同じです。越冬したタテハチョウの仲間などはまだずいぶん前から見かけましたが、羽化したてのトンボや何年ぶりかで成虫と化したエゾハルゼミも授かった命を本能のまま子孫繁栄のために飛び回っている。
ノビネチドリ、ヤマガラシ、ハルザキヤマガラシ、クルマバツクバネソウ、オオバミゾホウズキ、ミミナグサ、エゾハルゼミ、シオヤトンド
 
2013年5月30日
美しくはないがなんか目を引く、シダの柔らかな色合いは魅力的に感じる。花は咲かせないが、胞子をつけて子孫を残す。独特の生活環をもつシダは顕花植物を生み出したと言われている。
ヒメシダ、コウヤワラビ、クサソテツ、ミヤマベニシダ、ミヤマワラビ、サトメシダ
 
2013年5月28日
今日は動いていると暑さを感じるくらいでした。花の時期となりました。地味に路傍で咲いていたり、目立って色をつけていたり、楽しみなシーズンです。
ルイヨウボタン、ホウチャクソウ、ヤブニンジンほか
 
2013年5月24日
あちらこちらで新緑が目立ち、近づいてよーく見てみると新芽が毛羽立っていたり、しわしわだったりしておもしろい。でも、すべて生きていくための知恵であると思うと奥深さを感じる。
フデリンドウ、シラネアオイほか
 
2013年5月23日
オオルリが飛び交い、アカハラ美しいさえずりが聞こえる。森の中は暖かな空気が流れる小春日和のひとときは至福の時と言える。
コウライテンナンショウ、ミツバツチグリ、ニシキゴロモ、ヒメゴヨウイチゴ、ヒメシダ
 
2013年5月21日
サクラやキタコブシは今が旬、他の木たちもいよいよ咲いてきています。山は淡い緑色に染まり、木の芽も吹き出してきました。カエデの類もこれからが本番、だんだんに咲いてきます。
オオカメノキ、ベニイタヤ、ニシキゴロモ、タネツケバナ、エゾタンポポ 
2013年5月19日
やっと、やっとサクラが満開状態、キタコブシとの競演です。まずはひと安心、春らしい陽気も感じています。センター周辺にも小さな野草たちがボチボチ目立ってきました。
オオイヌノフグリ、ニョイスミレ、コウヤワラビなど 
  
2013年5月18日
本日のバードソンで撮影されました。多くの野鳥と出会うことが出来たそうです。
ジュウイチ、ツツドリ
 
2013年5月16日
山はやっと緑が見えるようになってきた。キタコブシが咲きサクラが色づいてきたし、ヤナギ類が葉を出しています。ハウチワカエデも葉とともに開花してきました。春かー、黄色が鮮やかなキケマンは小さな斜面にオオタチツボスミレと一緒に咲いています。シダは種によってはフィドルヘッドの状態からすでにソーラスを立ち上げている。
キケマン、各種シダフィドルヘッド
  
2013年5月15日
季節が着実に進んでいる証拠なのか 野鳥たちが鉱山地区に沢山きています。ジュウイチ、ツツドリのさえずりもきこえてきています。オオルリも周辺で多く見られます。今日は先日ダムで見かけましたがキビタキも見られます。イカルは群れでまだ芽吹かぬ樹木にとまっています。
イカル、キビタキ、オオルリ
 
2013年5月14日
気温も上がり、春の花が咲き出してきました。シラネアオイはやっと開きだしたと言うところですが、辺りは段々に新緑となってきます。
シラネアオイ、ノウゴウイチゴ、ヤマスズメノヒエ、ヒトリシズカ、ミヤマエンレイソウ、フイリミヤマスミレ、イワデンダ、トラノオシダなど
2013年5月12日
久しぶりの青空のような気がする。やっと咲いたキタコブシは山肌で白く輝いている。足元ではミヤマスミレが咲きシダ類のフィドルヘッドの芽だしの時季である。そんな中、ちょっと派手な花色のエゾオオサクラソウが開花の日を迎えた。
エゾオオサクラソウ、ミヤマカンスゲ、コウライテンナンショウ、ミヤマシケシダ、オオメシダ、ミヤマベニシダ、オシダ、イッポンワラビ
 
2013年5月10日
毎日のようにフィールドワークしていますが、なかなか春のにおいがしないなー。少しずつはその感じはあるのだが・・
オオタチツボスミレ、エゾムシクイ、エンレイソウ(クロミ)
 
2013年5月9日
今日の気温はまさに春を感じさせ、キタコブシがおくらばせながら咲き出しました。この分で行くとまもなくサクラが・・との期待が高まります。小さな流れの縁ではコミヤマカタバミやミヤマスミレが満開、暖かさとともにシダ類もフィドルヘッドを持ち上げてきました。
コミヤマカタバミ、キタコブシ、キクザキイチゲ、ミヤマエンレイソウ、エンレイソウ、シダのフィドルヘッド各種 
 
2013年5月8日
キクザキイチゲやエゾエンゴサクが咲き、野鳥の渡りが目立ってきました。今日は久しぶりに春の陽射しを感じました。ヒメイチゲが満開、カキドオシは暖かな陽光を受けて彩りをそえていました。
ヒメイチゲ、ワサビ、カキドオシ、オクエゾサイシン    
2013年5月6日
寒い、寒いと言っている間にいつものみんなが集まってきている。サクラも芽が動き出しまもなく咲きそうです。春は来たと言う実感がなかなかわかないが段々緑濃くなっていくはずである。
オオルリ、アカハラ、ツグミ    
2013年5月1日
もうサクラがやキタコブシが咲いたりする時季なのに暖かくならない、いや、寒い!そんな中でもミヤマスミレはたった一つ咲いています。そして、たくさんの生き物がうごめいている様子がうかがえる。シダやコケも盛んに息づいている。やはり春は近づいている。
ミヤマスミレ、エゾエンゴサク、エンレイソウなど   
 
2013年4月25日
今日のモデルは鉱山地区在住のエゾタヌキと旅の途中で出会ったクサシギです。クサシギはここらではなかなか会うことが出来ない野鳥らしいです。タヌキはよく見かけますが、写真におさまるのは珍しい。のんびりと写真撮影に応じてくれました。
エゾタヌキ、クサシギ  
2013年4月18日
花らしい花とは言い難いが春を感じさせる一品でもある。流れの縁や湿った斜面によく棲息しています。鉱山地区も雪がほとんどなくなり、一足飛びに春到来と思いきや、気温が思ったように上がらないみたいで、ぽかぽか陽気はもう少し先になるのかな?
ツルネコノメソウ  
2013年4月16日
様々な春 野草も昆虫も野鳥も暖かくなって活発になってきました。花を咲かせ、さえずり、また芽を出す。越冬性のチョウもちらほらと見受けられます。ミズバショウは今が満開、見頃です。
ミズバショウ、ナニワズ、コケ不明、アオジ、菌類不明、ヒメツチハンミョウ 
 
2013年4月15日
ジョウビタキ
2013年4月12日
この時期はフキノトウがとても目立ちます。まだ寒さを感じるこの時期は残雪が所々にあり、その合間から顔を出している柔らかい黄緑色の姿はおなじみです。小さな沢の流れの縁には早くもエゾイラクサ、オオイタドリなどが芽を出しています。早春の時とても楽しい。日いちにちで景色が変わります。まもなく樹木が芽を出したり、花を咲かせたり、すでにヤナギたちは綿毛をだしています。
フキノトウ、ヤナギ、ヤマタネツケバナなど 
2013年4月10日
またまた春が来た、フキノトウはあちらこちらに出現、フクジュソウはとっくに咲いている。残雪の下ではちらちらとロゼットが顔を出し、春の兆し。あっという間に緑の園と化すことになるのだろう。流れの縁で冬中、緑を保ったままのコケたちが今、生き生きしてきた。
コケ各種 
2012年12月12日
施設周辺は今月に入ってから積もった雪がいくらかあります。すっかり葉の落としたヤマモミジに何種かの野鳥たちが訪れています。マイナス気温でも元気に飛び回っているように見えます。
ゴジュウガラ、アカゲラ、コゲラ
2012年9月7日
気温は夏、気配は秋、着々と季節は進んでいるようだ。センター周辺はタデ科の植物が満開である。タデと言えばソバもタデかであり、実を処理しておいしいソバとなる。もしかして、イヌタデとかミゾソバなんかの種を潰したらソバになるのかなーとか考える今日この頃。馬頭山に今年もギンリョウソウモドキが開花?した。薄暗いけどはっきり目立つ、この存在感は素晴らしい。
ギンリョウソウモドキ、エノコログサ、ミゾソバ、アキノウナギツカミ、ヤノネグサ、タニソバ、ツリフネソウ、アキノエノコログサ、ハイミチヤナギ
2012年9月2日
朝から長引きそうな小雨が降る。そろそろいい状態になっているはずのミヤマウズラ、うまい具合に雨は上がった。早速、撮影地まで駆ける。案の定、満開であった。初秋の花たちが雨に濡れ、水滴をふくらませていた。
ミヤマウズラ、エゾリンドウ、ユウゼンギク、ネバリノギク、アケボノソウ、ヨモギ、ヒメムカシヨモギ、オオイヌタデ
 
2012年8月28日
残暑が厳しいというのは本州の話だと思っていたが、なんとなんとお盆も過ぎて9月に入ろうとしているのに、鉱山町は連日夏日、いや、体感的には30℃を超えている。ここの植物にとってはこの気温はどう何だろうと考えてしまう。すでに実をつけているもの達もいるというのに、この気温はしばらくは続きそうである。
ミゾソバ、ミヤマアキノキリンソウ、ウド、シロバナタチギボウシ、ミヤマヤブタバコ、ヒメジソ、ヤブマメの実、エビガライチゴの実、オオカメノキの実、エゾノクロクモソウ、ツルニンジン、エゾノコンギク、イヌタデ
2012年8月15日
暑さも一段落、と言うよりもう夏は終わりか?時折涼しい風が吹き抜ける。クサギは今が一番目立つ。しかし実の時季も魅力的である。アメリカオニアザミは植林地で大繁殖の兆しが見える。同じ外来種のオオハンゴンソウ、アワダチソウ類はこの山の中ですっかりマッチしていると感じるのは私だけでしょうか?
オトコエシ、オオイタドリ、エゾヤマハギ、ヒヨドリバナ、クサギ、ヤマハハコ、オオアワダチソウ、アメリカオニアザミ、ヒルガオ
2012年8月14日
まだまだ花盛り、超紫外線を浴びる植物たちはクチクラではね返す。それが反射して緑が白く見える。背丈ぐらいの低い樹木ですが、日向であれ、日陰であれホツツジは満開状態。つぼみはほんのり先端をうす紅色に染め、開花時はとても長い蘂をのばす、特徴ある形ではある。
ホツツジ、ハナタデ、キンミズヒキ、ミズヒキ、ミヤマニガウリ、アマチャヅル、ツリフネソウ、クルマバナ、エゾノミツモトソウ、エゾゴマナ
2012年8月7日
甘くて酸っぱい、後味のよいイチゴの実が熟しつつあります。今はまだいい味を出していませんが、でもまもなくです。これからはエビガライチゴ、ナワシロイチゴなどなどおいしい季節がやってきます。待ち遠しいです。
クロイチゴ、モジズリ、ヤエザキオオハンゴンソウ、オオハンゴンソウ、ハンゴンソウ、エゾノコンギク、エゾミソハギ、ヤブカンゾウ、タチギボウシシロネ、アカバナ
2012年8月6日
日中でも日射しが届かないような場所で可憐に咲いている姿は感動に値する。しかも、とても小さく、繊細である。周囲はコケ類が敷きつめられ冷涼としたところである。コイチヨウランはそんなところに棲んでいる。鉱山地区でもなかなか出会うことは少ないと思う。
コイチヨウラン、エゾアジサイ、ヒロハツリバナの実、タニタデ、アカソ、オモダカ
 
2012年7月30日
雑草と言われる植物は数多くあります。セイヨウタンポポやオオバコ、イネ科やスゲの仲間など、在来種も多いが、外来種もかなりの数を有する。エゾノギシギシの名前からは在来種と間違うがヨーロッパが原産地である。
ガガイモ、ミツモトソウ、ミズヒキ、エゾノギシギシ、ホウズキ、タチギボウシ、クサレダマ、オハツキガラシ、サワアザミ、オニルリソウ、ヨツバヒヨドリ
2012年7月25日
森の中は日射しを遮り直射日光を受けないが、雨上がりはムシムシして暑い。それに吸血虫があちらこちらにとまって煩わしい。そんな中にトチバニンジンが棲んでいる。花弁が落ちてまもなく真っ赤な実をつける。そのときは開花時よりも存在感がある。ヒトツバイチヤクソウも森の中だ。カレは赤い花弁と真っ赤な軸が大いに目立つ。
エゾスズラン、マタタビ、ノリウツギ、ミヤマトウバナ、トチバニンジン、エゾオオウバユリ、ハエドクソウ、コクワ、ドクダミ、エゾニワトコ
 
2012年7月22日
涼しい日々が続く、夏とは思えない気候がここら辺りの特徴か。木々にはすでに実がなっているものもある。エゾニワトコの実は赤みを増し、ヤマグワは黒く熟して甘い。そして地上部では小さなバッタが緑の絨毯を飛び回っている。トンボなどはイトトンボ類を中心にシオカラトンボ、アカアカネやミヤマアカネは少なからず飛翔している。
オカトラノオ、エゾナミキ、ルリボシヤンマの羽化
2012年7月19日
様々な形をした花たち、進化の過程で偉大な発明をしつつ子孫を残し、次代を紡いでいく。素晴らしいと言うより他はない。ラン科などはまさに違った形をした花をつける。どうしてあのような奇抜な形なのか?植物が陸上で営みを始めてから4億年と言われているが、絶滅し、そしてまた新たな種が生まれる。まだまだ子孫を繁栄させるための正解は出ていないのか?日々進化を続けているはずである。
オオウメガサソウ、ウメガサソウ、ジガバチソウ、イチヤクソウ、ハナヒリノキ、ヒメヘビイチゴ、トリアシショウマ、イヌタデ、オオヤマサギソウ、ウマノミツバ、ベッコウバチの一種、ネグロクサアブ、ヒメギス、 ミヤマフキバッタ、 コキマダラセセリ
  
2012年7月18日
今日は朝から暑かった。まさに夏本番、日陰にはいるといくらか涼しいが、日向は超熱でした。そんなときの植物は自らが動くことができないので、暑くても寒くてもその場にいることになる。どうやって暑さ、寒さに耐えているのだろうか??
エゾアジサイマ、オニノヤガラ、ホソバアカバナ、オニルリソウ、イヌゴマ、ミツバ、クルマバナ
2012年7月15日
7月も半ばなのにさっぱり暑くならない。今朝の気温も14℃くらい。濃緑の中で鮮やかなオレンジ色が際だつ、通常は冷涼とした沢中で見ることの多い種であるが、今日の写真は林道沿いで写した。
クルマユリ、マツヨイグサ、エゾノサワアザミ、アマニュウ、ゲンノショウコ、オニシモツケ、キツリフネ、イヌトウバナ、イメマ、クサフジ
 
2012年7月9日
ベターッとした感じの一日。たいした暑くはないが湿度が高いのか、気持ちよくない日であるが、初夏の花たちがぼちぼちと咲き出した。ヒメジョン、イワミツバ、ムシトリナデシコなどの外来種は目立って咲いている。そしておいしい実をつけるイチゴ類も花をつけてきた。イトトンボはオレンジ色で美しいニホンカワトンボの姿も結構見られるようになってきた。
エビガライチゴ、オトギリソウ、ナワシロイチゴ、キツネノボタン、ヘラオオバコ、イケマ、ゼニゴケ、ニホンカワトンボ
2012年6月29日
暑い日には沢が一番、流れる水音も涼しく感じられる。辺りの緑も心地よい。そんな中にエゾノクモキリソウがある。ここのものの唇弁色は薄い茶色ですが、別な場所では色濃いのもある。モミジカラマツはいかにも涼しげに咲いている。
エゾノクモキリソウ、モミジカラマツ、ミヤマキヌタソウ、フタリシズカ、ミヤママタタビ
2012年6月26日
この時期は黄色の花が多いのかな? 久しぶりの「ハレー」でした。太陽サンサンの時、黄色い花の写真を写すのは難しい。色が飛んでしまったりする。
ジンヨウイチヤクソウ、ヤマニガナ、ノウゴウイチゴ、ウツボグサ、ミゾホウズキ、ギョウジャニンニク、シロバナハナニガナ、ハナニガナ、コナスビ、イワデンダ、ホソバトウゲシバ、ツタウルシ、セセリチョウ、ベニシジミ
2012年6月22日
今日もぱっとしない天候、しばらくおてんとうさんを見ていないなぁー。あでやかなクリンソウは濃い緑によく目立つ。植栽か自生か不明であるが結構な山奥にあるが色合いが辺りとミスマッチのようだ。外来種も同じように目立つが、被写体の少ない時期には重宝する。写真にはないがキショウブ、コウリンタンポポも咲いている。
クリンソウ、チョウセンゴミシ、エゾノヨツバムグラ、ヘラオオバコ、ハナニガナ、ムラサキツメクサ、クスダマツメクサ、ウツボグサ、クマイチゴ、幼虫未同定2種
2012年6月21日
この悪天候続きで開花も遅れるのではないかと心配するが、今のところ大丈夫なようである。それにしても植物はなんとも不思議な生き物である。動物や魚類のように頭があり胴があり、足や尾があるのような単純なものではなく、どんな進化を続けているのだろうか? 
2012年6月13日
ササバギンランは比較的大型で、ギンランは小型、そしてクゲヌマランは? 似たようなランが一斉に咲き出しました。同じ場所に生息しているので見比べると簡単にわかりますね。サイハイランは実に派手な色をしているのでとても目立ちますが、大体が笹藪の中で咲くので見つけづらいかもしれません。出勤の途中でシマリスとの遭遇もあり、目当ての花たちも咲いていて、本日はとてもいい日でした。
2012年6月7日
ベニシジミ、シロチョウの仲間やクジャクチョウ、そしてシオヤトンボも縄張り争いの中、すでに交尾を繰り返すかと思えば、羽化したばかりのトンボもいるし、いやいや昆虫の世界もセゾン競争が厳しいなぁー。
2012年6月6日
派手なタニウツギがぼちぼちと咲き、大型のオオハナウドの最盛期はもう少し先になりますが、まもなくおおくの昆虫たちを誘うでしょう。
  
2012年6月1日
目をこらしてもなかなか実態がわからない、スゲの仲間にはとても小さなおしべやめしべが沢山ある。小さな花たちは、小さなことのメリットを存分に活かしているのだろう。
  
2012年5月31日
春の陽光も結構キツイ、特に夕方近くになると日射しがまぶしい。小型のラン類もぼちぼち咲き出し、華やかしくなってきた。風にそよぐ弱々しく、細い茎のミヤマカラマツはそんな日射しの中でも少し湿った日陰で満開です。そして早くもシオヤトンボが舞っていました。
  
2012年5月22日
暑いくらいの日差しがまぶしい。山菜採りが盛んな鉱山地区ですが、1週間も間をあけるともう様々な花たちが咲き出している。花たちは敏感に季節を感じ、それぞれに種の保存にいそしんでいる。
 
  
2012年5月17日
森は野鳥の楽園、少しづつ若葉が芽生え、野鳥の姿もとらえづらくなってきた。さえずりだけは辺りに響いているのだが・・。サンカヨウやシラネアオイが咲き出し、キケマン、ヒトリシズカ独特な花型や草姿をして咲いている。これからはスミレ類が花盛りとなります。
 
2012年5月12日
満開!エゾヤマザクラがやっと全開・満開状態です。少々肌寒いのもキタコブシ、エゾヤマザクラの開花に許せる。シラネアオイ、オオカメノキなども咲き出しました。センター周辺には多くの野鳥が飛び交っています。オオルリ、キビタキ、アカハラ、イカルなどなど多数です。
 
2012年5月10日
落ち葉の絨毯、モノトーンの中にちらほら白や紫の花が目立つ。そんな中、地味な植物がある。しかも小さい。イグサ科のヌカボシソウで、かっちりとした星形がかわいい。
 
2012年5月9日
花たちが咲き始めました。春のにおいがします。早くもエゾオオサクラソウ、ツボスミレ、フイリミヤマスミレが魅せています。ミヤマエンレイソウなどは花粉をいっぱいにして次の世代をつくりはじめています。
2012年5月6日
あれだけあった雪もほぼ消え、早春から春本番へと向かう風景は、まず足元からです。数多くの植物たちは一斉に芽を出し、とても元気よく見える。すでに花をつけ目を楽しませてくれるものもいる。野鳥たちは美しいさえずりとともに巣作りに大忙しの様子です。
2012年4月30日
野鳥のさえずりが春を告げています。メジロやウグイス、イカルの美しいさえずりが心地よい。アカハラは地面に群れているし、ゴジュウガラは忙しく巣に出入りしている。人も野鳥も春はとっても忙しいのです。
2012年4月15日
エゾモモンガがかわいい姿を見せてくれました。そろそろみられなくなるのかな? 今日はなんとアライグマも見ましたし、夏鳥のカヤクグリも現れました。春本番間近になって多くの生き物たちが鉱山にきます。
 
2012年4月14日
今日こそ小春日和、多くの種の夏鳥が見え始めているとの情報があります。野鳥好きの皆さんにはとてもいい季節になります。
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2012年4月12日
気温の高く、心地よい春の風が残雪を溶かしているようです。まだまだたっぷりの雪がありますが、こんな日が何日か続けばあっという間に春になるでしょう。